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11th 5月 2010

相続税の基本知識

相続税の納税猶予について考える際に、まずは相続税の歴史について紐解いてみましょう。そもそも親子間で財産を相続する際に国が税金をかけるのは何故なのでしょうか。

日本における相続税の歴史ですが、今から100年ほど前(明治後期)に制定されたそうです。相続税が制定されるきっかけになったのは、日露戦争の戦費調達が目的だったともいわれています。現在の相続税は、昭和25年に制定された相続税法で規定されていますが、その目的は戦争のための戦費調達ではありません。戦後日本は憲法によって戦争放棄を宣言していますから、相続税が残されたのは別の意味があったと考えられます。

現在の相続税は、「富の再分配」という基本思想があると言われており、以下の考え方がこめられているとされます。
(多分に後付けの理由のような気もしますが、国に都合のいい既得権は温存されるのが常です。。。)

<1.>封建化の阻止
封建制度の本質は「世襲」であるといわれますが、相続税により財産を削ぎ、富の蓄積そして富の蓄積により発生する身分階級の固定化(封建化)を防ぐ。

<2.>遺産税
人は死ぬときに、生前に築いた財産を社会に還元すべきであるとの考え方。

<3.>遺産取得税
相続という偶然の事象による財産の取得を抑制すべきであるとの考え方。労働収入や投資収入などの他の経済収入に比べて遺産収入は経済活動に対する報酬が皆無に等しいことから、経済の効率から考えてその税率は高く設定すべきであるとの考え方。

Posted by Posted by ポコ under Filed under 相続税とは? Comments Comments Off