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05th 6月 2009

相続税とは?

今回は「相続税」について考えていきましょう。
納税猶予制度を理解する上でも、相続税とその補完税とも言われる贈与税を知っておくことは大変重要だと思います。

まずは相続税の歴史ですが、日本では100年ほど前(明治37、38年頃)に制定されたのが初めてだといわれています。きっかけは日露戦争の戦費調達が目的だったそうです。現在の相続税は、昭和25年に制定された相続税法によるものです。

こう考えると相続税の歴史は意外と浅く、明治以前には相続税という考え方自体がなかったことがわかります。
(しかし、社会科学が発達していなかったため、私有財産という概念自体新しいものなのでしょうがないといえばしょうがないですよね。)

もともとは戦争のための資金集めという目的があった相続税ですが、現在では「富の再分配」という基本思想があると言われており、以下の考え方がこめられていると考えられています。

(1.) 封建化の阻止
封建制度の本質は「世襲」であるが、相続税により財産を削ぎ、富の蓄積そして富の蓄積によりおこる身分階級の固定化(封建化)を防ぐ。
(2.) 遺産税
人は死ぬときに、生前に築いた財産を社会に還元すべきであるとの考え方。
(3.) 遺産取得税
相続という偶然の事象による財産の取得を抑制すべきであるとの考え方。労働収入や投資収入などの他の経済収入に比べて遺産収入は経済活動に対する報酬が皆無に等しい。よって経済の効率から考えてその税率は高く設定すべきであるとの考え方。

Posted by Posted by ポコ under Filed under 相続税とは?, 閑話休題 Comments Comments Off