04th 3月 2010
閑話休題~税の三原則
確定申告は今月15日までです。来週は税務署も混むかもしれないので、出来れば明日、申告を済ましてしまいましょう。
さて、この時期は1年の中でも最も税金に関する意識が高まる時期ですが、『税の三原則』についてご紹介しておきましょう。年金、医療などの社会保障・福祉や、水道、道路などの社会資本整備、教育や警察、消防、防衛といった公的サービスは、私たちの暮らしに欠かせないものです。しかし、それには費用がかかります。税は、このような公的サービスの費用を賄うもので広く公平に分かち合うことが必要であり、まさに、「社会の会費」であると言えるでしょう。
[税の三原則]
「公平・中立・簡素」であることが税制を構築するうえでの基本原則です。
◆公平の原則
経済力が同等の人には同等の負担を求める「水平的公平」と、経済力のある人にはより大きな負担を求める「垂直的公平」があります。さらに、近年では「世代間の公平」が一層重要となっています。少子高齢社会においては、人数割合の少ない勤労世代に負担が集中する恐れがあり、経済社会に悪影響を招く恐れもあります。
◆中立の原則
税制が個人の選択や企業の経済活動に強い影響を与えないようにするのが、中立の原則です。
◆簡素の原則
税制の仕組みをできるだけ簡素にし、納税者に理解しやすくするのが、簡素の原則です。
税制は、公的サービスの財源調達機能を十分に果たした上で、社会の活力や経済の発展の妨げとならないよう、社会・経済と調和したものであることが必要です。今後は消費税増税に関してもしっかりとした議論が必要となると思います。